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PS4時代のアケコン選び – Qanba Obsidian購入とレバー・ボタン換装

PS4時代はもうまもなく終わりを告げる。しかし私のPS4時代は先月から始まった。

今更PS4を買った。それはもちろん機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON(以下マキオン)のためだ。昨年末の1万円引きで買えていない情弱だなと自戒しつつ、とりあえずPS4とソフトは無事手に入った。

アケコン(いわゆるジョイスティック)はエクバから使っていたHORIのリアルアーケードPRO V3(改)を使い続けるつもりだったのだが、いかんせん遅延があるように感じるため、買い替えを検討。しかしながらこれもまた情弱の極み、動き出しが遅く在庫が枯渇している様相を呈する中、タイトルのものを買ったため分解・部品交換メモを残しておくこととする。

 

1. ちょっとだけ過去を懐古する(読み飛ばし推奨)

2011年12月、PS3でエクバが発売した。このときも情弱の私は直前になってアケコンを探し求め、秋葉原を駆けずり回ってULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3仕様のRAPV3を購入した。その後、ボタンを三和電子のOBSFS-30に、レバーを同じくJLF-TRG-8YTH-SKに交換したまま、9年弱の時が経ていた。

すっかりRAP3は古ぼけていて、スティック左上の絵は擦り切れているし、ボタンを押しすぎたのか天板のトップはたわんで角がめくれかけている。だが、愛着はあった。

マキオンが発表されたとき、PS3のジョイスティックが使えるということが発表され、安堵した。よかった、買い替えは要らないんだ。慣れ親しんだこのスティックでまた戦えるんだ、そう思っていた。実際、オンライン対戦会ではこのRAP3を挿して戦い、遊んでみた。だが、なにか引っかかる違和感が抜けなかった。それが老いからくるものなのか、それとも入力遅延なのかを判断しようにも自分の腕が鈍りに鈍っているため、どうにもわからない。しかし、たかが数万円。解決できるなら解決してやろうと思い、アケコン探しに邁進したのだった。

 

2. PS4時代のアケコン選び

自分の中では「遅延」「ボタン配置」「大きさ」の順に優先順位を付け、候補に上がったのは下記のアケコン(と乗っ取り基板)だ。

  1. RAZER Panthera Evo
  2. Qanba Drone
  3. Qanba Obsidian
  4. 機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON Arcade Stick for PlayStation®4
  5. ファイティングエッジ刃
  6. Brook Universal Fighting Board UFB (+RAP3改造)

それぞれ一長一短で、大きさ・重さ・ヘッドセット用ステレオミニ端子の有無・遅延・ボタン配置などどれを取っても最大公約数はなく、それぞれが思うように作っていることが感じられる。

どうせスティックもボタンも交換前提なので、Droneなんかは三和電子製部品を搭載したEvoモデルではなく無印でいいし、RAP4Nも(部品交換前提で)もちろん選択肢に入る。どうしたものかなーと思いつつ、下記のTsukumo ex.のツイートを発見し、秋葉原へ向かう。

実際店頭で見てみると、ビビっときた。RAP3/4(N除く)には持ち上げ用の「つば」があるのだが、これが個人的には安っぽいデザインだと感じていたのだが、Obsidianの側面は一体成型の凹みが上手にできていて、良い。しかしながら、売り切れで買えなかったのだが。

Razer Panthera Evoも現物を見てみた。Panthera Evoのほうがシュっとしててコンパクト。家で使うもの、かつ自分が卓上に置いて使うプレイヤーなので、コンパクトなことは多大なメリットが有る。しかしながら、Panthera Evoを買わない明確な理由が一個ある。それは今年1月のAmazonサイバーマンデーで14,800円(税込)で売られていたという事実だ。その事実を目にしておいて今定価の27,800円(税別)を払うのはアホらしい。どうして先んじて買っておかなかったんだとまたも自戒することになろうとは。なんとも偏屈な理由だが、悔しいものは悔しいので買わないのだ。

そんな中、ATTASA SHOPのヤフー店を巡回していたらたまたま入荷してくれていたObsidianを発見し、この度確保するという運びになったのだ。お値段は定価通り25,259円。ヤフーショッピング店でも公式ショップと同じ価格であり、ポイント等を考えるとヤフー店一択となるだろう。

 

3. 到着そして部品換装と操作感

開封の儀は省略。上手く梱包されてました。

そして早速分解。中身についてググればいくつか画像が見つかると思うが、今回私が部品換装をしてみて気になった点も含め詳細に報告する。

天板側内部はこのとおりになっている。(※既にレバー交換済)

左上で浮いているケーブルは、底面側の4極イヤホンジャック端子と繋がっており、分解時にはコネクタを外して作業をする。

レバーは出荷時JLF-TP-8YT-SK-Kと思わしきものがついていた。ボールは確かに金色のメタルタイプ。このボールが他の方のレポートにもあったとおり固めに装着されており、細めのマイナスドライバーを使ったところネジ穴(マイナスは穴?)が少し舐めてしまったので反省。ボタンはOBSF-30-Gの黒で間違いないと思う。

早速RAP3から使っているJLF-TRG-8YTH-SKOBSFS-30に交換することになるが、ここからが本記事の本題になる。

 

(1) レバー取り付けのクリアランスが足りない

実は私が持っているJLF-TRG-8YTH-SKは、初期モデルのいわゆる配線モデルであり現在のようにマイクロスイッチ間の配線が基板化されていないモデルなのである。そのため写真のように、マイクロスイッチの端子を一周回すように配線を通し、それをハーネスがまとめてOUT側に出ていくというタイプのものであり、それゆえ赤丸で囲った直下にある取り付けネジを回すことが非常に困難であった。特に、画像下部側は筐体の内壁とぶつかっており、ファストン端子を挿してからでないと取り付けすらできないクリアランスであった。ここについて、マイクロスイッチの端子を軽く曲げ細いプラスドライバーを差し込み回すことで無事取り付けができたので、もし同じモデルを持っている方が居たら参考にしていただきたい。

 

(2) ボタン交換のクリアランスが狭い

いわゆるB, Cのボタンと下部に見えている緑色の基板間のクリアランスが非常に短く、爪でボタンを外すことができない。気をつけながらマイナスドライバーを差し込み交換をするようにした。なお、三和電子のボタンは実際に触ったことがある人ならわかるかと思うが、爪以外にも4方向に小さめのガイド突起があり、装着方向については実は自由度が少ない。本機種もその例にもれず写真からわかる通りボタンの配置が揃っており、例えば斜め方向に取り付けるなどの工夫ができないことを示している。

 

(3)その他内部について

最後になるが、基板をよく見たいという人もいると思うので基板のアップを上げておく。ちなみに、基板の裏の各種ボタンはおそらくメンブレンタイプの基板直付のボタンのため、交換などができないのがほんの少し気がかりである。なお、Razer Panthera EvoなどはOPTIONとSHAREボタンも24φのボタンを採用しており、交換ができることがメリットだと思っている。9年間使い込んだRAP3のボタンが特に壊れなかったため壊れることはないと思うが、キモオタは気にしてしまうのである

また、手元側を手前にして内部全体を撮影するとこの通り。

全体的にパーツ類が少し上部に寄っている気がする。

ちなみに、海外のArcadeshockではノワール化する天板・アクリル板キットが販売されており、いつかはノワール化できるというのは評価が高い。実際やらない気がするけども。

 

(4) 操作感など

最後になるが操作感について。

まず、最大の目的であった遅延は全く感じない。もちろんマキオンというゲームが回線状況にうるさく、いわゆる緑回線となるとエクバ・フルブと比較してもなかなかゲーム側のラグを感じることになるが、青回線時にスティックのせいにしてしまうような化け・遅延とは無縁になった。ここだけでもやはり25,000円の価値はあると断言できる。

一方、RAPから乗り換えて一番違和感があったのは天板の素材。Obsidianは天板がアクリルであり、指紋がよく残り汚れが落ちにくく汗でベタつく。2週間ほど使って慣れてきたものの、天板は正直鉄板のほうがありがたく、HORI系のアケコンがメリットになりうる部分だと思った。

また、あまり使わない機能になるがターボボタンは使いづらい。RAPのように各ボタン分のトグルスイッチが用意されている方が直感的で楽だと感じる。

最後になるがオプション機能としてサイド部分に青色LEDが点灯するイルミネーションが組み込まれており、「レバーを入れる(左側)/ボタンを操作する(右側)とオン」「常時オン」「振動に応じてオン」「常時オフ」と設定できる。ちなみに起動ごとに初期化されて「レバーを入れる(左側)/ボタンを操作する(右側)とオン」が初期状態となる。

総じて工作精度も高く、使っていて満足度は高い。もしマキオンにおいてレガシーコントローラに不満があるプレイヤーは買い替えをおすすめする。

  

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