カメラ用品が次々と舞い込んでくるのだが、今回は三脚である。
日本において、三脚メーカーといえばSLIKとVelbonである、というのは素人の自分でも調べたら一発でわかる。
そんな中、今後旅行などで携行する、いわゆるコンパクト三脚を探していた。
要求スペック
APS-Cの一眼レフ、そしてゆくゆくはおそらくフルサイズのレフ機を載せるので、まず積載重量は最低でも2kgを目指した。
そして、普段使いのリュックに収まるギリギリのラインとして、縮長が40cmを切って欲しい。限界で45cmという感じ。
重量に関してはまだ若いと思いたい年齢で、そこまで重きを置いていない(重量だけに!)ので、主に上記二つの条件を中心に候補を探した。
候補
候補は3つまで絞った。
- Velbon ULTREK UT-43Q
- Velbon ULTRA LUXi L
- SLIK トラベレック 225
以上の三機種だ。
三機種をトライする
この内、実際にヨドバシカメラで構えてみると、思った以上にウルトレックのような「脚が更に180度曲がる」システムは今はまだ不要かな、と思ってしまった。その一番の理由として、脚が180度回るタイプのコンパクト三脚は、エレベーターが一番上まで上がった状態がデフォルトとなる。つまり、クイックに三脚を展開しようとすると、エレベーターが一番上まで上がった状態で展開されることになり、これが思った以上に不安定で好きになれなかったのだ。
また、ベルボンが採用しているスクリュータイプのロック脚は、何段目がロックされている(または緩んでいる)のかが判断しづらく、少しだけ伸ばしたりといったアングル制御を行う際に少しフラストレーションが溜まってしまうことも判明した。
そのため、理想形は実はSLIKのトラベレックのほうで、一般的なレバー式のロック脚で、かつ180度回転機構も不要、ということがわかった。
とはいえ、トラベレック225高いしなあ……と友人に相談したところ、その友人が三脚を買い換えるということで本当にたまたま先述した候補の一つ、ベルボンのULTRA LUXi Lを格安で譲ってくれたのだ。嬉しい偶然である。
いつかはトラベレックを買おう、と思いつつも、失礼ながら妥協というかしばらくはこれでいいかなあ、と考えるのであった。
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