先日、会社の支給PCのキーボードにフラストレーションを溜め購入したRealforceであるが、買って8ヶ月目ぐらいから時たま接続が確立せず見失うという現象に見舞われていた。
故障の原因
原因は明らかで、USBケーブルオス側端子の根本あたりが断線しているというために、正しくプラグアンドプレイできずに不明なUSB機器として認識してしまうのだ。
まあ断線してしまったものはしょうがないのだが、東プレに修理に出すとなんと一律8,000円にプラス部品代。どんなボッタクリだ。まあコンシューマー向け商売は片手間なのは重々承知の上で調べたのだが……。
しょうがないので自分で分解して調べることに。
分解
分解自体は非常に簡単。同じくキーボード(おそらく)大手のFILCOよりも遥かに簡単で、裏返して手前側(パームレスト側)の爪を外していくだけ。ドライバーすら不要。これはいいね。保証シールを剥がすような踏み切りづらさも一切ないし。※最初からほぼ保証なんてないものだ、というのはさておき。
分解後の写真は見つかったら貼ります。見たところなんの変哲もなく、基板対電線接続圧着コネクタで接続されていることが判明。ピン配置はUSBの標準仕様で定められている色そのままであると信じていいのか、信じるぞ。
それにしてもキーボードの外部接続線にフェライトコアをつけるとは、なかなかお金がかかっているなという印象。なまじ1万円もするだけあるのかな。FILCOのケーブルにはないけど。
さて、分解したところで、ことこの機種(Realforce 91UBK NG01B0)に関しては、USBケーブルの基板側ソケットは日本圧着端子製造株式会社のEHコネクタであることが判明。分解してみるもんだ。
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そして買い出し
秋葉原では千石電商やマルツで売っている。
早速千石へ買いに行くことに。ところで、千石は行くたび売り場が変更されている気がするが、はてさて。
部品自体は秋月電子通商の60円USB2.0 A-Bケーブルも追加で。ケーブル径が細いけど問題はないでしょう。
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実装と動作確認
そんなわけで実装した写真がこれ。コンタクトピンをカシメるのに圧着工具なんかもちろんなく、手元のラジオペンチでやったのが敗因。雑すぎるけど余裕で動いています。もし同じ症状で壊れて困ってしまった人がいたら簡単に治るので是非試してほしい。
写真にいざ撮ってみてもやっぱり雑だ。手先が不器用なのがバレる。
いつかは欲しい、精密圧着ペンチ。JISの小中大は持ってるんだけどね……。
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